「特別治療病棟」
特別病棟
カチャ..オレは『病室』のドアを開けた。
昼だと言うのに暗幕で覆われた病室の中には、ブーン..ブーン..と言う、低い微かな音だけが響いている。
「だっ..誰..?..」人の入って来る気配に、病室の奥のベッドから、かすれたような弱々しい声が返って来た。
「調子はどうかな..」
「ひっ..ひぃっ..たっ..たすけて..」
だが、幾ら悲鳴を上げても、鉄格子に仕切られたこの病棟内に立ち入る者はいない。
そう..この隔離病棟には、許された者以外の病院の誰も近づけない規則になって
いたからだ。
スプリングが剥き出しになったベッドの上には、ナースキャップ以外はスリップ一枚
だけの半裸体にロープをぐるぐると巻かれた女が転がされている。
特別治療が必要な患者として、3日前からこの病棟に隔離した、オレの患者だ。
院長でもあるオレは、こうして目をつけた女をこの特別病棟に隔離し、徹底的に『治療』
するのを生き甲斐にしていた。
この女も、3日前までは『看護婦』だった女だ。尤も、今じゃ一患者に過ぎないが。
ブーン..ブーン..
女の前後の穴は、3日間にわたってオレから放たれた精液に溢れていた。
ぶちこまれている、都合3本ものバイブレーターは、栓の代用品としての役割以上の
成果を上げてくれている。
ベッドのアングルにかけられたプレートには、『先天性淫乱症候群』の文字。
この患者の主治医であるオレ様が、この新米ナースに勝手につけた病名だ。
いや..つけようとしている病名である。病名が確定していないのは、女が
自分が先天性淫乱症であることを認めようとしなかったからだ。
「御願い..帰して..私をここから出して..」
「ダメだ、お前が先天性淫乱症であることを認め、オレ様の治療を受け容れるまではな..」
「そっ..それは..」女は口ごもった。だが、3日間もの間淫虐に晒された心と身体は、
もはや限界に近い。
「ふふ..お前自身が先天性淫乱症候群である事を認め、おとなしくオレの『治療行為』
を受け容れ、病気が治癒したなら、お前の家や恋人のもとに帰してやるよ。
「..ほんとう..本当に帰してくれるんですか..」
「ああ..だが、『治療』は辛いぞ..。淫乱症を直すためには、逆療法が一番だから
な..。お前には徹底的に淫乱な調教が施される事になる。」
女は一瞬押し黙った。『逆療法』の意味する所は、ここ3日の弄虐で、充分にわかって
いたはずだからだ。
だが、ついに女は陥落した。
「御願いです..何でも先生の言う通りにしますから..助けて..ここから出して..」
ふふ..オレは思わず笑った。
「..よし..、お前が先天性淫乱症であることを認めるんなら..先ずはお前の身体に
薬をぶちこむ為の、このオレさまの『注射器』に奉仕するんだ。」
「はい..」はだけた白衣の間から突きだしたオレ自身は、もはや肉欲で劣情に溢れんばかりだ。
女の唇が肉竿の先端に触れた。
オレの診断によって『先天性淫乱症』の烙印を押され、自らクランケとなる事を認めたこの女は、この
オレが治癒を認める迄、少なくとも数年間を、この隔離病棟で過ごす事になる。
そう..発狂さえしなければ、ずっとこのオレの施す『治療』を受け続ける事になるのだ。