クリスマスケーキ
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「だって、君がいけないんだヨ。」
「こうなったのは、みんな君のせいなんだからネ..。」
ボクは、クリスマスケーキに、またロウソクを追加しながら言った。
「折角ボクがケーキを買って来たのに、君が冷たい態度をするから、ケーキ、
落としちゃったじゃないか..」
ボクは形がくずれたナマクリームの部分を窪みに押し込みながら言った。
土台がデコボコしているせいか、どうも綺麗な形にならない。
本当はバラの花の様な形にしたいんだけど、どうやっても赤貝みたいな形に
しかならないんだ。「でも..ボク嬉しいよ。こうして君が戻って来てくれたんだから。」
彼女の目をじっと見つめる。潤んだ目から一滴の涙がこぼれる。
「嬉しいんだね。いいよ。何も言わなくても。ボクには君の気持ちは
十分にわかってる..。」
そう言いながら、ボクはベシャっと生クリームの塊を潰し、それを彼女の
唇に、なでつけた。
「ああ..そうか..君はケーキ嫌いなんだよね。だからボクの差しだ
したケーキを払いのけたんだモンね..」
ボクは更にもう1本のローソクに火をつけた。
そう..彼女の年の数だけ、今年はクリスマスケーキにローソクを立て
ようと誓ったんだ。そして、ロマンチックな一夜を明かす..。
それがボクの夢だった。
ガサ..ケーキの一部が、音を立てて崩れる。
彼女が動いたせいだ。
「ダメじゃないか動いちゃ..折角綺麗にしてあげてるんだからさぁ。」
ボクは彼女の唇を摘んで、クイっと捻った。ちょっとしたお仕置きの
つもり。でも、上じゃ無くて、下の唇ネ..。
上の唇はローソクくわえてるから熱いんだもん。それに、クリームだらけ
でベチョベチョだし..。
その時、彼女のお腹が、ゴロゴロと音を立てて鳴った。
「もう我慢できなくなったの?ダメだなぁ..。」
さっき、彼女とシャンパンで乾杯した時に飲んだヤツが、もう下って来た
みたい。
まぁ、尤も、上の口はローソクで塞がってたんで、お尻から飲んでもらっ
たもんだから、下って来るのも早いんだろうけどネ。
「ダメじゃないか..勿体無いよ。じゃあ、これで栓するからね。」
ボクは火のついたローソクを彼女のお尻の穴にねじこんだ。
かなり太めのヤツだから、これで当分大丈夫だろう..。
って思っていたんだけど..。
ブジュッ..ブジュブジュブジュ..
ローソクの隙間から噴き出してきちゃった。
あっ..そうか、炭酸だから強いんだ..『失敗』『失敗』..
ブシュッ..一度漏れだしたガスの勢いは、もう止まらない。
ブシュブシュブシュッ..シャーッ..
あ..凄いシャワみたいだ..逆さになったお尻の穴から雨の様に降り注い
でる..
あーあ。ウ○コまみれになっちゃったぁー。
もう、このケーキ食べられないや..
折角綺麗に作ったのに..『ボクだけのクリスマス・ケーキ』
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